BLOG車を守るカーポート

2016/05/13

皆さん、こんにちは。
名古屋の外構工事・エクステリア専門会社のデコガーデンです。

 

今回は弊社のお客様でも設置される方が多いカーポートについてお話しします。
カーポートを選ぶ際の参考にしていただければと思います。

 

カーポートには現在はさまざまな仕様がありますので、それぞれのカーポートの特徴を知った上で、みなさんのご希望や理想に合ったカーポートを選んでいただきたいと思います。
カーポートの選び方や設置についてわからないことや困ったことがございましたら、お気軽にデコガーデンまでお問い合わせください。

 

 

【カーポートのメリット・デメリット】

◎メリット
(1) 車を雨から守ることができる
雨による車のサビつきを減らします。
また水アカによる汚れやワックスの流れ出しを防ぐことができます。

 

(2) 雨の日に濡れずに乗り降りができる
この目的でカーポートの設置を検討される方も多いです。
雨の日の車の乗り降りが楽になるのは嬉しいですね。

 

(3) 車の塗装の色落ちや劣化を防ぐことができる
太陽光の紫外線は車の色あせの原因となります。
カーポートの屋根材に使用されるポリカーボネートはUVカットされているため車体の塗装の色落ちや劣化を防いでくれます。

 

(4) 車内温度の上昇を防ぐことができる
太陽の直射日光を遮ることができるので、車内温度の上昇を防ぐ効果があります。
透明な素材のポリカーボネートでも種類によっては太陽の熱線を吸収してくれる機能を持ったものがあります。
(5) 車を雪や霜から守ることができる
名古屋ではあまり積雪を気にすることはないかもしれませんが、
カーポートを選ぶ際にはお住いの地域の積雪量に合った耐雪性能を持つカーポートかどうか確かめることがとても大切です。

 

△デメリット
(1) 柱があるため駐車しにくくなる
カーポートには屋根を支えるための柱があるため、どうしても駐車場のスペースが狭くなってしまいます。
柱が2本のものや柱が移動できるものなど、柱が邪魔になりにくいタイプのものありますので、
みなさんの駐車場に合ったタイプのものをお選びください。

 

(2) 台風などで屋根が飛んでしまう
ほとんどのカーポートには耐風圧強度の設定があるため、屋根が飛んでいってしまうことはほとんどありません。しかし、台風などで非常に強い風が吹いた場合には屋根材が外れる場合があります。
屋根材がポリカーボネート製ではなく折半(セッパン)製のものですと、屋根が飛ぶことは考えにくいでしょう。

 

カーポートの屋根材の種類について

 

屋根材:折半(セッパン)

通常のカーポートの屋根材は折半と言われるスチール製波板を載せたものです。

これは、積雪が多い地域や強風など、屋根に負担がかかる場合に用いられることが多いです。どっしりと重たい印象ですが、耐久性は抜群です。

最近は、日差しを取り入れられるように透明のポリカーボネートを部分的に取り付けられる仕様になっています。

 

屋根材:ポリカーボネート

ポリカーボネートは強化プラスチックの一種です。

積雪などの負荷がかからない場合は、一般的にポリカ材を屋根に使う場合が多いです。

 

ポリカの特徴は透明に近いため、光を遮らずに取り入れることができ、明るい駐車スペースになることです。
屋根材に使われるポリカはUVカットされているため車体の塗装の色落ちや劣化を防いでくれますが、熱線は通すため、夏場は車が熱くなりやすい欠点があります。
もちろん、ポリカ屋根が無いよりはいいですが、熱線を吸収してくれる機能を持ったポリカ材もあります。
また、汚れが落ちやすくなる光触媒などが施されたものなど、自分の希望や予算にあったものを選ぶことができます。

 

カーポートの屋根材の形について

《ポリカ屋根カーポートの形(2台用)》

合掌型(屋根)

1台分を向い合せた形のもので、比較的安価です。
屋根の形状にはアール型もあるため、柔らかい印象のエクステリアに使われることがあります。

 

フラット型(屋根)

屋根が水平で、雨水は後方または前方に流す形になるため、合掌型のようにお隣に雨の跳ね返るといった心配がありません。
モダンなスクエアな建物などのデザインとの相性もいいため、最近よく外構で用いられる形です。

 

カーポートの柱の種類について

柱が2本タイプ(柱)

普通のカーポートは柱が両サイドに2本ずつあるタイプですが、1本ずつのカーポートもあります。
柱は後方にあるため、駐車しにくい角地の車庫入れや乗り入れもしやすく、使い勝手がよいです。
見ためも大変すっきりとしていてスタイリッシュなため人気があります。
ただ、施工手間がかかる上に高価な商品です。

 

柱が移動できる(柱)

カーポートの脇にアプローチがある場合や、駐車スペース前道路の幅員が狭く、出入りが斜めからしか入れない場合など、柱が障害になることが多々あります。そんな場合に、屋根を支える張を延長したり、移動したりできるタイプのものがあります。
デザインもアールタイプやフラットタイプなど好みに合わせたバリエーションがある点が魅力です。