BLOG西洋スタイルエクステリア

2017/08/25

こんにちは、デコガーデンです。
今日は、エクステリア・外構について改めてお話させていただきます。
またその中でも西洋スタイルについてご紹介します。

まずは新築で家を建てるとき、また改装をするときに用いる、知っておいていただきたい用語。
室内の装飾や家具、照明となるものは「インテリア」、それに対応する建物の外側全体を「エクステリア」といいます。

 

「エクステリア」という言葉は、以前は門扉などの外構のみを示す時に使われていました。
元々日本のエクステリアは「家を囲うスタイル」のものが主流であったことから、「外構のみ」を指していたのですね。

 

昔は、外部から家への侵入を防ぐことを目的とされて作られてきた外構。
それも時代の変化と共に、侵入を防ぐことだけが目的ではなく「家を囲うということ、そのものが格式高いもの」へと移り変わってきたのです。

西洋スタイルのエクステリアデザイン

しかし、最近では西洋スタイルを用いた、高さが低い樹木を配す外構も多くなり、囲わない庭のエクステリアデザインが目を引く様になってきています。

 

建物と同様、庭も寛ぎの空間として利用できるように、機能性も考慮して外構工事を行うことが大切です。
西洋スタイルを用いた住宅であれば、エクステリアも海外の文化の特徴を取り入れたカタチへと変化してきています。

 

オープン外構とは?

西洋スタイルの代表的なものとして、オープン外構といわれるスタイルの庭があります。
その名の通り、フェンスなどで、建物を囲わずオープンにした外構のことです。

 

住宅街を歩けば、素敵な英国風ガーデンを取り入れた西洋スタイルのエクステリアのお宅が並んでいたりしますよね。
中には「我が家もこんな風に」と、思わずそこだけを切り取りポストカードにしたくなるほどの出逢いがあるときも。

英国風ガーデンのつくり方

次に西洋スタイルがお好みであれば、ぜひ知っておいていただきたい英国風ガーデンのつくり方のポイントや、こういった庭にはどんな植物が合うのかをご紹介します。

 

・庭のイメージを明確に描いてみましょう。

目移りしてしまうほどの素敵な庭はたくさんありますが、まずはご自身が理想とするイメージを明確にしておくことで細かな要望を伝えることができます。
その上で、プランナーと建物の雰囲気、生活スタイルに合わせて一緒にエクステリアを考えていくことが最も理想に近づける流れとなります。
もちろん、好きな植物も、ご自身でチョイスしていただいたり、日当たりや環境も考慮してアドバイスさせていただくことも可能です。

 

◎ ビギナーにも育てやすい植物をチョイスしましょう

植物にはそれぞれの特徴を持ったたくさんの種類があり、育てやすいものと難易度が高いものがあります。
植物を育てることに慣れていないビギナーの方には、育てやすくて強い植物がおすすめです。
例えば、乾燥にも強く開花の期間も長いゼラニウムや、乾燥に強くすくすくと育つマーガレットなど。
夏の暑さに強いのはマリーゴールドで、こまめに形を整えてあげるとキレイに映えます。

 

・庭や玄関を引き立てるエクステリアの素材選び

西洋スタイルの英国風エクステリアの外構施行では、その風合いに合わせた素材選びが重要なポイントとなります。
錬鉄の家具であるロートアイアンを利用すれば、時の経過につれて味わいが深まり、オリジナリティを活かすことも可能です。

西洋スタイルには欠かせないレンガひとつとっても、その積み重ね方で仕上がりが全く違ったものになるのです。
例えば、モルタルで目地を仕上げる場合と、目地材を使った場合では異なって見えるため、こういった細部へのこだわり方もあります。

西洋スタイルで人気の高いオープン外構のメリット

冒頭でお伝えした、日本のエクステリアについては、家を囲うスタイルのものが主流です。
敷地の内側と外側を分けたエクステリアが多く、それをクローズド外構といいます。

 

防犯面を考慮した家を囲うクローズド外構と対照的なオープン外構は、防犯面で懸念されがちではありますが、意外にも防犯に優れているといえます。
家などの建物の四方を囲わないため、死角ができにくく不審な侵入者は出入りすることが出来なくなるのです。

 

また、クローズド外構のように建物を囲うための門扉やフェンスを設置する費用を削減することが可能となります。クローズド外構と比べて、オープン外構は工事費用を抑えることもできます。

 

一生のうち、そう何度も経験できることではない、エクステリア・庭などの外部空間の工事。
だからこそ、気に入ったスタイルと、そこに見合った工事費用にもこだわり抜いて、納得できるものをカタチにしていきたいですね。