BLOG庭に芝生を植える際とお手入れの7つの注意点

2018/01/05

こんにちは。

名古屋の外構工事・エクステリア専門会社のデコガーデンです。

まるで外国の家のような青々とした芝生があるお庭って、憧れますよね。

ただ、「どうやって芝生を植えればいいかわからない」「芝生を綺麗に保つためのお手入れが難しい」という声をよく聞きます。
芝生は確かに難しいですが、生育に適した環境を知り、ポイントを押さえたお手入れをすることで、美しい芝生の庭を保つことは可能です。

そこで、デコガーデンが考える芝生がしっかり育つ環境のポイントを、「場所選び」と「お手入れ方法」の二つにわけてご説明します。

芝生を育てる環境づくり

芝生を植える前に、ご自宅のお庭が芝生の生育に適した環境か確かめてみましょう。
以下の3点が重要なポイントです。

① 水ハケ

芝生は、水分も必要ですが、湿った場所を嫌います。
特に庭の場合は、四方をブロックや家で囲われている場合がほとんどであるため、湿気が抜けにくい環境です。

そこで、雨水など、無駄な水分を速やかに排水するための工夫が必要です。

おもな方法として、

1.  排水マスを設ける

2.  排水マスに向かって勾配をつけた地形を作る

 

この二つが挙げられます。
また、芝生を植える土を排水性の高い川砂にする、芝生用の土を5センチ程度使用するとより湿気がこもりにくく、芝生の生育によい環境になります。

② 日当たり

芝生は日当たりの良い場所を好みます。
最低、一日のうち半日程度は、芝生面に日が当たる環境で育てることが理想です。
南向きのお庭でも、向かいの家などが隣接していると季節によっては、日光がまったく当たらない環境になることがありますので、自分の庭がどのような日の当たり方をするかを確認してから、芝生の配置を考えてください。

③ 広いスペース

芝生を育てるスペースが狭いと病害虫や日当たりなど環境の影響を受けやすく、きれいに維持管理することがとても難しいです。
管理できる範囲で、極力広くスペースを取ることが大切です。

芝生のお手入れ

芝生は、植えてからの管理もとても大切です。以下の4点に気をつけてお庭を美しく保ちましょう。

① 雑草

芝生の中に雑草はよく生えてきます。雑草は種などが結実する前の小さいうちに根っこごと取るようにしましょう。
一度雑草の種が広がると後々の除草が大変になります。

芝生用の除草剤もありますが、樹木や他の草花への影響がないとは言い切れないので、除草剤を使う場合は控えめにした方が良いです。

② 芝刈り

芝刈りは最も重要なポイントです。長く伸びたままにしておくと、元の状態に戻すのがとても難しくなります。
芝生は環境によって成長の速度が違うので、芝刈りは季節ごとの成長速度を見て行いましょう。
芝生は梅雨の時期が一番成長が早く、月に3回程度刈る必要があります。
目安としては、10センチ程度に延びたら刈るタイミングで、3~5センチは残すイメージで刈り込みを行うことをお勧めします。
地面が見えるほど短く刈り過ぎると芝生が弱り枯れる原因になりますので注意が必要です。

③ エアレーション

芝生の生育土壌は、だんだんと固くなり成長しにくくなります。
そこでエアレーションを行います。エアレーションとは、芝生の土壌部分まで深く穴を何箇所も空ける作業です。
エアレーションをすることで地面に空気が入りやすくなり、芝生の新陳代謝を促し綺麗な芝生が期待できます。

手順は

1.  芝生の土壌部分まで深く穴を何カ所も空ける

2.  芝生全体に目土(川砂など)を敷き、穴を塞ぐ

作業は春の温かくなり始めたころが理想です。
芝生専用の穴あけ器具がありますので、広い面積の場合は用意したほうが作業効率が良いと思います。

④ 水やり

芝生は根が浅いため、水切れを起こしやすい植物です。
夏場は特に水やりに気を付けないといけません。葉っぱが縮れていたり、黄色っぽくなっていたら危険な状態です。
水やりは地面に浸透していることを確認しながらたっぷり与えましょう。


表面だけ軽く水やりするだけでは、すぐに乾燥してしまいます。
一度枯れてしまうと、回復がしにくいため、新しく張り直さなければならない場合があります。
広い面積の場合は、時間の節約と水やりのし忘れを防ぐため自動灌水などを取り入れることをおすすめします。

さいごに

以上、芝生の生育に重要なポイントをまとめてみました。

芝生は生き物です。

ご自宅の環境やお手入れ方法で生育状態が左右され、それによって庭全体の表情も変わっていきます。
専門業者と相談しながら、すてきな芝生の庭を作ってみてはいかがでしょうか。

 

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